起業支援拠点「まちなかbizつづき」(中川中央1の21の3-201)が11月28日(日)、センター北駅近くにオープンする。これは区内在住の小杉駿介さんが代表を務める不動産関連会社(株)エリアプロジェクトと女性の活躍の場づくりを行ってきた(一社)モヤキラとの協働運営で立ち上げるもの。地域の課題解決の場としても機能する場所を目指す。
同拠点は、2014年に開設された青葉区の起業支援拠点「まちなかbizあおば」(運営/NPO法人協同労働協会OICHI・坂佐井雅一理事長)の仕組みを導入。法人登記の使用と会員同士の交流会等が特徴で19年に開設された緑区の拠点に続き、3つ目となる。小杉さんは以前から青葉区の拠点会員で「起業し壁にぶち当たった時、交流会で知り合った人たちからアイデアを貰ったり助け合うことができて、良いコミュニティだと感じていた。ただ都筑区で生まれ育ち、事業所も都筑区なので、こちらに同様な場所をつくりたいという気持ちをあたためていた」と話す。今回のタイミングとなったのは、新事務所をセンター北駅近くに借りたことがきっかけ。予定より広い場所となったため、事務所兼起業支援拠点となるという。なお拠点は、打合せスペース2つ、セミナールーム、多目的スペースで構成される。
「もともと地元で自分らしい働き方をしたい人のために作った拠点」と話すのは坂佐井理事長。現在青葉区・緑区合わせて登録会員数は540社まで増えたという。
マルシェやワークショップ
協働運営となる(一社)モヤキラ(有好まなみ代表理事)は、都筑区役所と共に「輝く女性応援プロジェクト」を実施してきた団体。拠点では誰でも気軽に来てもらえるマルシェやワークショップ等を企画する。「間接的にまちbizを知っており、何かをやりたい女性を後押しするような場所を都筑区につくりたいと考えていた」と有好さん。小杉さんの動向を知り、協働運営を提案したという。
28日のオープニングイベントは、午前10時から午後4時までが子連れの女性も気軽に来場できるような内容にし、地元野菜の販売や手作り品の販売、ワークショップ等。午後5時から7時までは、まちなかbizの仕組みの説明や交流会を行う。問い合わせは小杉さん(【携帯電話】070・1522・5511)。
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