「こども『エコ活。』大作戦!」の感謝状贈呈式が12月5日、東山田小学校(青木勇校長)の全校朝会で行われた。
この取り組みは横浜市立小学校の児童が、「エコライフ・チェックシート」を使って、省エネや生物多様性の保全、3R、自分で考えた課題など、SDGsの目標と関連付けた様々な環境行動にチャレンジするもの。今夏のエコ活には市内の219校2万366人が参加した。
東山田小は対象学年となった4・5年生の参加率が最も高かったため、市内小学校を代表して食料支援機関の国際連合世界食糧計画WFP協会と横浜市から感謝状が贈呈された。
代表児童の齊藤佑さん(4年)は、節電に取り組んだことを発表。「家族全員でしようとしたが、忘れることもあったので、『節電しよう』と呼びかけたら、皆が意識してくれるようになった」と話した。高田晴基さん(5年)は水の大切さにふれ、「シャワーを流しっぱなしにしない、歯みがきの時はしっかりと水を止めて磨く」などに意識したと話した。二人ともエコ活に取り組んだことで、「前より『地球の環境のために』という意識が強くなった」と振り返った。
WFP協会の青木創事務局長は児童に感謝を述べた上で、「世界には、食べるものがなく苦しんでいる子どもがたくさんいる。その要因の一つが気候変動」と指摘。「大人や偉い人が解決してくれるものではなく、細かいことを積み重ねていけば世界が変わると思っている」と環境活動の継続を呼びかけた。
寄付金173万円
また、横浜市環境保全協議会と横浜商工会議所の会員84社・団体は、この取り組みの応援として計173万円を寄付。この協賛金は、WFP協会を通じて、フィリピン・ミンダナオ島での植樹活動などに使われる。
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