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都筑区 意見広告

公開日:2024.05.23

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歩道橋のアセットマネジメント横浜市の1/3の歩道橋が都筑区に
横浜市会議員しらい亮次

 都筑区も区制30周年を迎え、本格的にメンテナンス時代に入ってまいりました。今回はその中でも横断歩道橋の現状についてお伝えしたいと思います。

 本市道路局が管理する歩道橋の総数は326橋で、その内、97橋が都筑区内にあります。本市全体を見ると昭和40〜50年代に建設された割合が約半数を占め、今後老朽化を原因とした事故等の発生リスクが高まるとともに、維持管理費の大幅な増加が予想されます。横浜市としては、歩道橋の集約化、つまり歩道橋の廃止をすることで維持管理費を削減しようとしていますが、本来必要なのは廃止ではなく、予防保全型の維持管理による管理費の削減です。

 歩道橋の健全性の判定区分には、I=機能に支障が生じていない状態、II=支障は生じていないが、予防保全の観点から措置が望ましい状態、III=支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態、IV=緊急に措置を講ずべき状態の4つの段階があります。横浜市は、IIIの段階で措置を講ずることが慣例になっていますが、IIの段階で予防保全を行うと、III以降の段階で大規模な修繕や架け直しを行うよりも大幅なコスト削減が図れます。都筑区でいうと85/97がIIの段階にあり、今後どさっとIIIの段階に移行する可能性が高いので、IIの段階で予算をしっかり取って、歩道橋の長寿命化の道筋をつけなければなりません。

 都筑区選出の議員として、歩車分離の素晴らしい環境を守るためにも働きかけてまいります。

しらい亮次

横浜市都筑区中川中央1-23-9

TEL:045-913-8800

https://shirairyoji.com/

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