左近山ショッピングセンターの会長を務める 青木 栄一さん 左近山在住 55歳
左近山を日本の「指標」に
○…旭区内の大規模団地の一つ・左近山団地。ショッピングセンターとショッピングプラザという2つの商店街を抱え、前者と両商店街を束ねる左近山商店連合会で会長を務める。「昭和の香りが残る商店街。それでも地域の皆が柔軟性を持ち、新しいことにも挑戦している」と地元の魅力を語る。
○…本宿小、鶴ヶ峯中の出身で、実家は四季美台にある青木商店を営む。子どもの頃は仲間と一緒に区内各地へ遊びに出掛け、左近山も遊び場の一つだった。「当時の左近山はお坊ちゃん、お嬢ちゃんが住んでいる文化住宅。区内でエレベー
ターがあったのは左近山くらいだった」。結婚を
機に左近山へ引っ越したのは28年前。日本の食文化に興味があり、豆腐が大好物だったことから、11年前には自身の店舗「旭の重忠・豆腐 青木屋」を開業。以降は商店街の一員として自治会やNPO、区の取り組みで団地に居住する大学生らと協力し、地域の盛り上げ役に徹している。
○…趣味は読書とランニング。学生時代から歴史本が好きで、司馬遼太郎作品はほとんど読破。ランニングは大会に出ていた時期もあったが、「今はタイムや距離を気にせず、のんびり走っているよ」と話し、日曜の早朝に左近山からこども自然公園まで走るのが習慣となっている。
○…少子高齢化などの問題に直面する中、祭りをはじめ地域の特性を生かしたイベントを継続。課題解決に向けて仲間とともにアイデアを練り、形にする日々が続いている。「途方もない夢だと思うけど、少子高齢化など日本が直面する問題の解決策の一つとして、左近山が指標となれば」。ここでの取り組みは、日本の未来につながるはず-。熱い思いを胸に、地域を盛り上げていく。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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