二俣川ニュータウン連合町内会(山内良夫会長)は11月4日、あきにれ公園でスタンドパイプを使った放水訓練を行った。
今回で8回目となる放水訓練には約40人が参加。住民らは地元の今宿消防出張所の署員からマンホールの開け方、スタンドパイプのつなぎ方、放水する際の注意事項などの指導を受け、実際に公園の高台にある木をめがけて放水した。中沢小学校1年の尚義博君は初めて放水訓練を体験。「ホースは凄く重かった。なるべく(的となる木の)上を狙った」と満足げに答えた。
同連合町内会では、防災に力を入れており、防災部を設置。毎年この時期に防災訓練を行っている。翌5日には事前に消防署と調整し、区内の連合町内会では初めてとなる住宅用火災警報器の一斉点検を実施。高齢者など自分で点検できない住民に対しては、消防職員の個別訪問を後日依頼するという。
また11日(土)には、各戸で黄色い旗を掲示しての安否確認訓練と地域防災拠点である旭中学校、中沢小学校を使っての避難所立ち上げやトイレ設置、炊きだしなどの訓練を実施する予定だ。山内会長は「平時は近くの出張所から駆け付けてくれるが、有事の際はきっとそうはいかない。延焼防止のためには『自分たちの町は自分たちで守る』自助・共助が求められる」と力を込めた。
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