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北海工業が新たに協定 森と水源守る「ウィコップ」

社会

公開:2024年3月21日

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山岡秀一水道局長と協定書を持つ河野社長(左)
山岡秀一水道局長と協定書を持つ河野社長(左)

 横浜市が所有する山梨県道志村の水源林整備の取り組み「水源エコプロジェクトW-eco・p(ウィコップ)」に対し、上下水道工事などを行う北海工業株式会社=河野裕規代表取締役、都岡町44の11=が、新たに協定を結んだ。

 ウィコップは、森と水源を守るため、企業・団体と横浜市が協同で行う水源保全活動。2009(平成21)年度から企業・団体と横浜市水道局が協定を結び、水源林整備を行っている。寄付は1ヘクタールあたり年30万円、3年間で3ヘクタール以上を基本に、間伐などの水源林整備の一部に充てられる。

 23年度末までに18社が協定を結んでおり、8700万円の寄付で、約290ヘクタールの水源林が整備された。

 北海工業の協定期間は24年4月1日から3年間。同社の寄付で整備された森は「ほっかいとすべての生きものたちの森」と名付けられる。

 3月8日には、 横浜市水道局で協定締結式が行われた。同社は「地域社会繁栄への奉仕」を経営理念に掲げており、今回の協定締結について河野社長は「協定締結をきっかけに次世代を担う子どもたちに森の大切さを伝えていければ」と意義を語った。

独自の水源

 横浜市の保有水源は、道志村水源林を流れる道志川系統を含み5系統ある。道志川からの取水の歴史は古く、横浜に日本初の近代水道が誕生してから10年後の1897(明治30)年までさかのぼる。市では、道志川の水質保全のため、1916(大正5)年に山梨県から山林を購入。道志川水源林として、水源かん養機能の維持・向上を図るため、保護育成を続けている。面積は約2873ヘクタールで、道志村の総面積の36%にあたる。

市民の水を守る「緑のダム」道志村水源林=提供写真
市民の水を守る「緑のダム」道志村水源林=提供写真

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