中区・西区版 掲載号:2014年1月1日号
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横浜競馬発展に尽力 大村民蔵の遺稿を製本 孫の勲氏、住時懐かしむ

文化

祖父の自伝書を手にする勲さん
祖父の自伝書を手にする勲さん

 中区根岸台にあった「横浜競馬場」(通称、根岸競馬場)をはじめ東京や中山、京都など全国の競馬場で連戦連勝をおさめた馬の所有者が横浜にいた。中区麦田町に暮らす大村勲さん(74)の祖父、大村民蔵だ。

 民蔵は、横浜競馬を主催していた「日本レースクラブ」の正規メンバーとして、競馬発展に尽力した功労者。1869年(明治2年)山口県に生まれ、上京後に努力を重ね医師に。結核患者の惨状を目の当たりにし1912年(明治45年)には、根岸に療養院を設立。94歳まで現役を通し、62年に101歳で亡くなった。

生涯の全盛期

 民蔵は88歳で筆をとり、勲さんをはじめ親族に自伝を残した(2001年には親族らが協力し自伝を製本)。その中には「競馬記」がつづられている。

 競馬との出会いは1904年(明治37年)、知人の誘いで地元の根岸競馬場の見学に行ったのがきっかけ。その後、競馬に魅了され馬主にまでなった。

 自伝には、「幾多の所有馬の内で、『フアストペリオン』号、『トライ』号、『バンリ』号、『ハマチドリ』号、『カンコウザン』号等は、(略)各競馬場に出走して連戦連勝、優勝賞を受領しました」と記す。

 所有馬の大穴配当などから「この時代こそ、私の生涯中の全盛でありました」と振り返っている。調教師を自宅に住まわせ、庭園に厩舎を設けて馬事の研究にもあたるほどだった。

 自伝書を大切に保管する勲さんは、民蔵の次男の息子。「磯子の本家には、祖父さんが競走馬と収まった写真がありますよ」と懐かしむように話していた。
 

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