８月１日「お馬取り」の様子。６体のお馬さまを氏子が頭上越しに迎えた
記念すべき４５０回の本牧神社特殊神事「お馬流し」がこのほど、執り行われた。
８月１日には、茅（かや）で作った”馬首亀体”（首から上は馬で胴体は亀のかたち）の６体の「お馬さま」を神社に迎え例祭。18町内から集まった約１００人の氏子が炎天下、紋付の羽織に袴、白足袋、白鼻緒の正装姿で、境内の階段下から一体一体頭の上をゆっくりと渡した＝写真。翌２日には、本牧の厄災を託したお馬さまを本牧漁港から一昨年に復活の木造祭礼船に乗せ沖に流し去った。今年は４５０回を記念し、境内で本牧中学校吹奏楽部による演奏会や、本牧通りを全町神輿による渡御も行われた。
お馬流しは１５６６年から伝わる神事。県無形民俗文化財に指定されている。
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