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企業、人の交流で関内活性化へ 駅直結のシェアオフィス開業

経済

公開:2019年6月6日

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コーヒーをツールにコミュニティを活性
コーヒーをツールにコミュニティを活性

 市営地下鉄関内駅直結のシェアオフィス・コワーキングスペース「Gイノベーションハブヨコハマ」=中区尾上町3の35=が6月1日に開業した。関内に本社を置くリスト(株)(北見尚之代表取締役)の子会社が運営。同社が持つ地域のネットワークを活かし企業や人との交流を促すことで、関内エリアの経済活性化を目指していく。

 関内地区は開港以来の歴史と文化が根付き、横浜の都心機能を担うエリアとして発展してきた。

 近年、同地区では、これから起業を目指す人材やみなとみらい21地区の大企業の本社や研究・開発施設との人材交流を促進するシェアオフィスなどの拠点づくりが加速している。

 こうした流れのなか、同地区で創業したリストは、地域のネットワークを活かしたハブ拠点として同施設を開設。企業や人とのネットワークの構築や交流を促すことで同エリアの活性化を目的としている。名称の「G」はGateの頭文字。関内の地名を参考にした。

 事業主は同社が担っているが、企画当初からプロジェクト統括を行う株式会社plan―A代表取締役の相澤毅さんなど同エリアで活動する6社のメンバーが参画し、建築設計から施工、運営体制の構築などを手掛けた。

 同施設は、市営地下鉄関内駅直結並びにJR関内駅より徒歩4分の好アクセス。3階(560・39平方メートル)にシェアオフィスとコワーキングスペースを有し、2階(112・88平方メートル)はミーティングフロアとなっている。

 シェアオフィスの入居者には、他の利用者とコミュニケーションが図りやすいセミオープンブースとプライベート空間が保たれるクローズドブースを用意。コワーキングブースと合わせて最大で181人が登録できる。

コーヒーきっかけに

 3階フロアでは、利用者同士のコミュニケーションを活性化させる空間上の工夫が多数取り入れられている。その1つがキッチン共有スペースに設けられたオトノマ株式会社がプロデュースする「GO KAN cafe」。生のコーヒー豆を焙煎するところから、コーヒー淹れて楽しむまでの体験を通して生まれる利用者同士の会話からコミュニティの醸成を図る。

 相澤さんは「人と人が繋がる環境で多様な価値観にふれることで、個人の能力や技術をアップデートさせ、新たな視点や議論が生まれるイノベーションハブを創出していきたい」と意気込んだ。
 

コワーキングスペース
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