3年ぶりの「本牧山頂公園ドッグフェスタ」が昨年12月に開かれた。「ワンちゃんと楽しんで学ぼう」をテーマに、犬の走行タイムの記録会や、ペットが命を終えるまで適正に飼い続ける「終生飼養」に関する相談会などを実施。同公園にある見晴らしカフェなどによる飲食ブースも設けられ、会場は多くの人と愛犬でにぎわった。
災害時の飼い犬との同行避難体験ブースも設けられた。がれきや幅の狭いトンネルなどの障害物が用意されたコースを飼い主らは試行錯誤しながら乗り越え、ゴールを目指した。
環境省によると、過去の大規模災害では多くのペットが被災しており、東日本大震災では、ペットを自宅に置いて避難した人が再び自宅に戻り、災害に巻き込まれたケースもあったという。
避難体験ブースを設置したNPO法人KAVA神奈川動物ボランティア連絡会によると、同省はペットとの「同行避難」を推奨しているが、ペットの受け入れ可否など、自治体や避難所ごとに対応が異なるという。
同会は体験者の飼い主たちに、「ペット用の避難グッズを準備したり、ペットの苦手なことを把握しておいて」と、日頃からの備えの大切さを伝えていた。
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