関内エリアの飲食店を紹介する「関内グルメマップ」を、横浜国立大学の学生が制作した。マップは4月に行われたイベント「関内フード&ハイカラフェスタ」で来場者に配布したところ大好評となり、その後1千部増刷。現在、横浜駅や桜木町駅の観光案内所、みなとみらい線各駅で配布されている。
制作を担当したのは、同大学で「地域と移動からみた街づくり」を実践する地域課題実習「ロカモビプロジェクト」に取り組む学生6人。「若者に関内に来てほしい」という関内まちづくり振興会の課題解決のため、以前から産学連携でつながりのあった交通系アプリを運営する(株)アットヨコハマ=神奈川区=が両者の橋渡し役となり、マップ製作費用も支援した。
マップは持ち歩きしやすいA4判カラーの三つ折りタイプ。事前アンケートで若者が持つ関内の魅力としてあげられた「大人な雰囲気」「個人飲食店」「横浜DeNAベイスターズ」をテーマに楽しめるレストランや居酒屋、バーなど10店舗を取材し紹介している。
「関内は『大人の街』で自分たち学生が行くイメージがなかったが、実際店主に話を聞くと親しみやすい人柄だったり魅力的なお店が多かった」とメンバーの三浦萌夕さん(23)。インスタグラムで店の追加情報を発信したり、6月2日までにマップ持参で掲載店を利用するとカラフルな飴がもらえる工夫も。写真映えする飴で、SNSでの発信を意識したという。今後の取組に対してアットヨコハマの磯江諒亮さんは「効果検証をしながら紹介店を増やしたり、ウェブマップの展開も支援していきたい」と話している。
プロジェクト代表の白岩元彦さん(22)は取材の際に店主から感じた街への熱い思いを受け「学生歓迎のお店ばかり。このマップをきっかけに若い世代の人たちにも関内に足を運んでもらえたら」と呼びかけている。
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