「I LOVE 南区」と題した講演会が5月21日、南センターで開かれた。南区民を中心に31人が参加。講師は、タウンニュースの旧南区版の編集長を務めた門馬康二さん。2007年から17年間担当した経験をもとに、区の課題や魅力、おすすめスポットなどを紹介した。
前半は区の人口や地名などの話に加え、高齢化問題などを説明。南区は単身の高齢者が15000世帯と、市内でも2番目に多い現状にあるという。また災害の課題として、崖地が多いことを取り上げた。台風や大雨の際に崖崩れの危険があるため、「区の防災マップで自分の地域の確認を」と呼びかけた。
後半はおすすめスポットを紹介。下町風情の残る弘明寺商店街や横浜橋通商店街、三吉演芸場などを挙げた。さらに、地域住民の意見を募って区が昨年作成したグルメガイド「みなみのおすすメシ」から、サロンほっとサライ=永田みなみ台=などをピックアップし、アットホームな店内で南永田団地の憩いの場となっていると伝えた。門馬さんは、「歩いて行ける近くの情報を知ることで、生活がより豊かで楽しくなる。これを機に自分の街を見つめ直してもらえれば」と話した。
参加した南区日枝町在住の渋谷みどりさん(69)は、「住んでまだ2年未満だが、とてもいい地域。様々な情報を伺えてよかった。知っている店もあった」と笑顔で話した。
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