意見広告・議会報告
子ども・若者への支援拡充 県政報告 夢や希望を持てる社会に 県議会議員 きしべ 都
近年、「親ガチャ」という言葉が若者の間に流行するなど、生まれ育った環境によって、将来の夢や希望をあきらめてしまう子どもや若者の存在が社会課題として注目されています。さらに、社会的養護のもとからの自立を目指すいわゆるケアリーバー、ひきこもり、ヤングケアラーなどに対して自立を支援していくことは、喫緊の課題であると考えます。
令和5年度県民ニーズ調査では、「生まれ育った環境にかかわらず誰もが夢や希望を持てると思うか」との質問に、約4割が「そう思わない」と回答しています。
県では、大学等の進学の際に支度金を支給するなど、若者の支援に取り組んできました。また、企業からの寄付をもとに、NPOと連携して子ども・若者の進学等を支援する「かながわつばさプロジェクト」を推進してきています。
しかし、受験費用が負担できないために進学を諦めるなど、夢を実現させるチャンスを失っている子どもたちが多いのが実情です。2月の会派の代表質問で「こども大綱」が閣議決定したことを踏まえ、県にこうした子どもたちの支援の充実を求めました。
令和6年度当初予算に、ケアリーバーの大学初年度の学費や生活費を支援する事業が盛り込まれました。さらに、ふるさと納税の寄付財源を活用して、子どもたちの自然体験や芸術鑑賞などの機会を提供していくことになりました。
これからも、生まれ育った環境にかかわらず誰もが夢や希望を持てる社会にむけて取り組んでいきます。
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4月27日~4月27日