中区で唯一70周年を迎えたのが港中。式典は、生徒や職員の想いが詰まったものとなった。
冒頭あいさつに立った杉島和三郎実行委員長は「(国際色豊かな)関内唯一の中学校として、国際化の波に乗って世界へ羽ばたく人間になるよう、活躍を期待しています」と生徒たちにエールを送った。
第1部のメインは今年3月まで港中の校長を務めた木村奨さんによる記念講演「まちの歩みと思い」。いまの港中がある場所がかつては海だったことや、旧校舎が旧制の横浜小学校として使われていたことなどを紹介。「震災や戦災を乗り越え発展した精神をみんなに引き継いでほしい。先生も街の人もそう思っています」と呼びかけた。
校歌や校章の秘話を映像に
2部では開校当時に演奏された記録が残る「君が代行進曲」と、今年のマーチングバンド課題曲などを吹奏楽部が披露。続いて、校歌や校章などに隠された秘話を紐解く特別映像や、赤組・青組両応援団による全力の応援合戦が繰り広げられ、大いに盛り上がった。
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