神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2023年2月23日 エリアトップへ

開発したレトルト発酵スープカレーが神奈川なでしこブランドに認定された 目黒 美沙さん 白楽在住 37歳

公開:2023年2月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
目黒 美沙さん

食を通じて社会貢献を

 ○…長年、飲食業界に身を置いた経験から、健康や食品ロスを考え商品化した「レトルト発酵スープカレー」。1月26日に女性が開発に貢献した優れた商品やアイデアを認定する「神奈川なでしこブランド」に神奈川区で唯一選ばれた。「商品のブランディングに力を入れていたので認定されて嬉しいです」となでしこブランドと表記された商品を手に喜ぶ。

 ○…白楽で生まれた。白幡小で学び、中高は山手学院に進学。バスケと勉学に励んだ。語学への興味から大阪の関西外語大の短期大学部へ。卒業後は、乳がんを罹った母の看病で地元に戻ったが、1カ月後には帰らぬ人に。それから家でよく料理をするようになり、食への関心を持った。

 ○…赤レンガ倉庫内にある飲食店chano-maやワイン専門のバーなど様々な飲食店で調理や店舗マネジメントの経験を積んだ。バーの客で他の飲食店の店長をしていた夫と結婚し二児の母に。その後、夫婦でみそ専門の創作居酒屋を綱島のビル2階に開業。軌道に乗り始めた矢先、夫が急逝してしまい、180度状況が変わった。

 ○…悲しみに暮れる暇もなく、店舗の継続を決め「子育てをしながらできるものを」とみそを生かしながら「発酵スープカレー」を開発し再スタートしたが、新型コロナが流行。クラウドファンディングなどに挑戦しながらレトルト販売に切り替え、どうにか商品化に漕ぎつけた。

 ○…しかし長女が小学1年生になる前の昨年2月で店舗を閉店。「子どもの大事な時期にそばにいてあげたい」という思いからだ。「辛い思いを経験したからこそ、生まれた『社会に貢献したい』という信念をこれからも食を通じて実現し、路面店へ店舗を復活できれば」と前を見据える。

神奈川区版の人物風土記最新6

小松崎 将和さん

神奈川郵便局の局長に4月1日付で着任した

小松崎 将和さん

新浦島町在勤 59歳

5月15日

畑中 隆爾(りゅうじ)さん

4月1日付けで神奈川県弁護士会の会長に就任した

畑中 隆爾(りゅうじ)さん

中区日本大通在勤 57歳

5月8日

城田 裕司さん

4月1日付で神奈川消防署長に就任した

城田 裕司さん

横須賀市在住 53歳

5月1日

太田 広明さん

神奈川警察署の新署長に就任した

太田 広明さん

新浦島町在住 56歳

4月24日

森 直実さん

野毛大道芸のアートディレクターを務める

森 直実さん

松見町在住 76歳

4月17日

遠藤 徳光(のりみつ)さん

菅田、神之木の地区センターでドラム講座講師を務める

遠藤 徳光(のりみつ)さん

保土ケ谷区在住 48歳

4月10日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook