若宮八幡宮
川崎区大師駅前にある若宮八幡宮第6代目宮司・中村博行さんの就任披露会が今月12日、川崎大師平間寺信徒会館で開催された。 東北地方太平洋沖地震の翌日で一時は中止も検討されたが、出席者全員に連絡をつけることができなかったことから実施した。
同神社では1868年に神仏分離令が出されるまで川崎大師平間寺の鎮守社だったことや神仏分離後の初代宮司が川崎大師平間寺の血縁関係にあったことから、就任式は川崎大師平間寺内で行うなど、神仏習合にこだわったという。
この日は氏子関係者ら250人が集まり、新宮司の門出を祝った。来賓として出席した藤田隆乗川崎大師平間寺貫首は神仏分離後も夏祭りなどで関わりが深いことを紹介し、さらにともに手をとりあう重要性を強調した。また、斎藤文夫川崎大師観光協会会長は「かなまら祭りをはじめ、(若宮八幡宮は)観光的にも大きな存在である」として、新宮司のさらなる活躍にエールを送った。
これに対し、中村宮司は「大師地区の氏神の宮司として、責任の重さを感じる。歴史を汚すことなく、足元をしっかり踏みしめ、常に精進したい」と抱負を述べた。
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