高齢者事故減少目指し
川崎市では高齢者の交通事故防止に向けて地域で交通安全を呼び掛けるリーダーを育てようと今月7日、幸区役所で研修会を開催した。市内では初めての取り組みで、区内で活動する老人クラブ連合会の会員ら約115人が参加した。
参加者らは、DVDなどを使い事故の原因を検証。歩行者が最も事故に遭うケースとしては横断歩道のない場所などでの「無理な道路横断」が挙げられ、運転手では一時停止場所や交差点での接触事故が多いことが指摘された。
幸区古市場から参加した女性(76)は「私も面倒で横断歩道を使わず道を渡ってしまっている。近所の人にも話して事故防止に繋げられたら」と話した。
幸警察署によると交通事故に対する高齢者の事故の割合は年々増加しているという。昨年1年間で県内での事故死亡者は182人で、65歳以上が全体の4割にあたる72人を占めている。
今回の参加者らは今後、老人会の会合などで啓発活動に務めるという。市でも各区で同様の活動を随時行っていくとしている。
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