市職員が校長に 青山正彦さん
富士見中学校校長に就任した青山正彦さんは市役所内の公募で選ばれた。市からの出向で、行政経験で培った地域との交流を学校運営に生かしてもらうのが市の狙いだ。
1956(昭和31)年、川崎区東門前生まれの54歳。高校時代はハンドボール、大学時代は少林寺拳法でならしたスポーツマン。高校3年生時には神奈川選抜国体メンバーに選ばれ、主将を務めた。また、大学時代は学生連盟委員長を務めるなど、周囲からの人望も厚い。
川崎市役所では財政局計算管理課を皮切りに総務局システム管理課、市民局青少年育成課などを経て、前職は市民・こども局人権・男女共同参画室雇担当課長。プライベートでも人権問題に関心が深く、いじめ問題に取り組むNPO法人ジェントルハートプロジェクト理事・事務局長としても活動する。また、子どもたちの踊りを通して川崎に元気を与えるかわさき舞祭りを運営するアレアファーレかわさき事務局長としても尽力する。アレアファーレ代表の横山俊夫さんは「誠実で思ったことを現実にする人。こういう時だからこそ、彼が校長に就任した意義は大きい。明るい川崎をつくってもらえるチャンス」と期待を寄せる。
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4月26日
4月19日