保育園で防犯講座 不審者対応など学ぶ
不審者対応を実践する職員
幸区小倉のにじいろ保育園新川崎（高橋ひとみ園長）で先月22日、防犯対策講習会が行われた。幸警察署（山形暁署長）から講師を迎え、同保育園の保育士９人が不審者対策などについて学んだ。
当日は座学や実演を通し、対応を確認。座学では、不審者の侵入を想定し、あらかじめ「子どもの避難を誘導する係」、「不審者に対応し、時間を稼ぐ係」、「１１０番する係」を決めておくなど、具体的な事前策のレクチャーを受けた。
また、不審者を刺激しないことを前提に「椅子を向けるだけで相手は怖い」など、襲われた際の対処法の指導も。不審者役の警察官を相手に、対処法の実践も行った。
若い職員が多く、防犯などに不安があったという高橋ひとみ園長は「簡単な対策を教えてもらえて助かった。今後職員が（防犯について）気を配るきっかけになれば」と講習会の成果に期待していた。
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