多摩川で水防訓練 3機関で連携深める
大雨、台風シーズンなどで予想される風水害被害を最小限に抑えるための訓練が今月18日、川崎区港町の多摩川河川敷で行われた。
参加したのは川崎消防署、川崎消防団、川崎区役所道路公園センター職員の3機関計135人。
訓練では、道路公園センター職員が土のうの作成方法や一般家庭にある身の回りの物を使った各種水防工法技術を消防団員に指導する場面があるなど、いざというときに備え、各機関で連携を深めていた。
また、河川で溺れている人がいるとの想定で行われた救助訓練では、レスキューマックス(筒状の容器に入れられたロープと浮き袋を発射させる器材)を使用し、ロープに取り付けた浮環を溺れている人まで投げ入れ、川岸まで引っ張り上げる救助訓練や救命ボートによる救助訓練なども実施された。
山口署長は「豪雨や台風シーズンを迎えるにあたって地域の皆様にも屋内外の点検や非常物品などの確認をして日頃から風水害などに備えてほしい」と話した。
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4月26日
4月19日