火の神に安全祈願 東京ガラス工芸研究所
川崎区殿町にある東京ガラス工芸研究所(松尾敬子所長)で7日、授業の始まりにあわせ、安全を祈願する「火入れ式」を行った。
同式には、生徒や講師など約30人が出席。講師の幸本雅純さんが祝詞(のりと)に相当する祈願文を読み上げ、ガラス工芸の始祖であるバビロニアの僧侶・リバリット・マルドゥークに一年の無事と技術向上を祈った(=写真)。その後、松尾所長がガラスアートを製作する際に使用している釜に火入れを行った。
松尾所長は、「ガラス工芸のすばらしさや美しさなどを市民にPRしていき、ガラス文化を川崎市に根付かせたい。そのためにも、情熱をもって指導にあたり、より多くの生徒を一人前に育てていければ」と年頭所感を述べた。
同研究所は、ガラス工芸、ガラス造詣技術の養成学校として1981年に開校し、これまで約1000人以上のガラス作家を輩出している。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日