黒田選手 ベルト奪取ならず 善戦し、次にチャンス
川崎新田ボクシングジムに所属する黒田雅之選手が先月27日、とどろきアリーナでWBA世界フライ級タイトル戦に挑み、王者ファン・カルロス・レベコ選手に大差の判定で敗れた。念願のベルト奪取とはならなかったが、地元ファンの応援に後押しされるように善戦した。
試合は序盤からレベコ選手のペース。2階級を制覇した強敵の王者はスピードとパワーで攻め込んだ。黒田選手も完全ホームの雰囲気の中でファンの声援を後押しに必死に応戦。パンチを受けるも、前へ前へと出ながらジャブを繰り出し、得意のストレートで王者を脅かす場面も作った。最終の12回まで手強い王者を相手に激しく打ち合った。
ただ、判定は3対0の大差で王者レベコ選手の勝利。試合後の2人の顔が物語るように総合力で王者が上回った。
この試合で黒田選手の戦績は27戦21勝4敗2分け、レベコ選手は31戦30勝1敗となった。
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5月3日
4月26日