元気な歌声境内に響く 川中島小生が古民謡披露
川中島小学校の3年生63人が先月21日、川崎大師平間寺の「午(うま)祭り」に参加。授業の一環として学んでいる「大師めでたや」(通称・大師節)を元気いっぱいの声で披露した=写真。
同小では07年度から大師節保存会(田辺裕之会長)と協力して、大師節を学ぶ機会を設けてきた。「小学生は飲み込みが早く、1回で節を覚えてしまう」と田辺会長。今年も1月から練習を重ねており、順調に上達している。
大師節は大師地区に伝わる古民謡。結婚式などの機会にうたわれていたとされ、縁起のいい歌詞が特徴。戦後はうたい手も少なくなり、伝統が途絶えかけたが、数少ない伝承者の一人・松原時之助さん(故人)が「大師節保存会」を設立。現在まで継承される礎を作った。
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5月3日
4月26日