出来野にある大師保育園(佐藤昭美園長)の年長の園児25人が15日、園庭の脇に設置した2坪程度の田んぼで稲の刈り取り作業を行った=写真。
園児たちはハサミを使っての刈り取りに四苦八苦しながらも作業に没頭。無事収穫すると「やった!」と歓声も上がった。
大師保育園での稲作は、今年で4年目。園児たちは4月に種もみの状態から栽培を始め、保育士の力を借りながら育苗、田植え、水やりなどの世話を行ってきた。今後は乾燥させた稲を千歯こきで脱穀、もみすりまで行う。出来上がった米はおにぎりにして食べる予定。
同保育園の佐藤園長は「最初は土を触るのを嫌がっていた子も、今では泥んこになって一生懸命作業するようになった。自分で大事に育てたものを食べるという体験を通して、食べ物の大切さ、ありがたさを学習できる機会になれば」と話した。
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