川崎市サッカー協会(田中和徳会長)が県立川崎高校で12月22日、川崎区内の少年サッカークラブ、中学校、高校から指導者を招いた講習会を開催した。
市内での一貫した指導環境構築を目的に同協会が一昨年立ち上げた「川崎アカデミープロジェクト」の活動の一環。各年代から指導者を集めて講習会を行うのは今回が初めて。
当日は区内のサッカー指導者約50人が参加。2部構成の前半はグラウンドで行われた。若手指導者がプレーヤーとして練習試合を行い、ベテラン指導者がチームの課題や取り組むべき練習について意見を出し合った。
後半は会議室に移動。同プロジェクトに協力している川崎フロンターレのスタッフらが講師となり、川崎市の指導環境の現状や改善点について講習を行った。
参加した市立川崎高校サッカー部の顧問・小坂仁教諭は「今まで深く話すことのなかった年代の指導者とコミュニケーションがとれたことは大きい。現状を知ったうえで『こんな指導もしてほしい』と提案できるので、受け入れてもらいやすいように感じた」と話した。また「これを続けていくことが大切だと思う」と継続した取り組みに期待していた。
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