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川崎区・幸区版 公開:2014年1月24日 エリアトップへ

水ぼうそう 流行の兆し ピーク時期 今年は遅め

公開:2014年1月24日

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3年間の水ぼうそう発生状況(川崎市健康安全研究所調べ)
3年間の水ぼうそう発生状況(川崎市健康安全研究所調べ)

 水ぼうそうが流行の兆しを見せている。川崎市によると、1月6日から12日までの間で市内にある96の定点(医療機関)で確認された患者数は2・58人と、前週の1・15人から急増した。例年12月がピーク時期となっていたが、今年は1月にずれ込んでいる。

 発生状況を示す定点あたりの患者数2・58人は、2011年のピーク時期である12月の数値よりは低いが、近年で見ると突出している。川崎市健康安全研究所によると、例年12月に流行期を迎え、1月は落ち着く時期としているが、今年は12月に数値が上がらず、1月に急増した。同研究所は「近年ではあまりない珍しいケースでは。ピーク時期がずれ込んでいる要因は現在調査中」としている。

 水ぼうそうは、9歳以下の子どもがかかりやすい病気で、症状としては発熱や発疹の出現とされ、かゆみを伴うこともある。最初は身体に赤い点が出てくるが、1日のうちに水泡化。同時に発熱する。水泡はかさぶたになり、治っていく。一般的に症状は2〜3日間でおさまるが、小さな子どもや罹患経験のない大人、他の病気などで免疫力が低下している人は重症化する可能性があり、特に注意が必要とされている。潜伏期間は10日から約3週間。市は症状が出た場合、医療機関での早めの受診を促している。

空気感染の可能性も

 市健康安全研究所によると、「接触や飛沫による感染の可能性もあるので、感染しているお子さんとあまり一緒にいない、遊ばないことが一番の対策。事前の予防策としてワクチン接種がある」としている。空気感染の可能性もあり得ることから、ほかにも手洗いやマスクの着用が対策として挙げられる。

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