小田 阿部さん ３世代で豆まき
威勢よく豆まきを行った
株式会社阿部石材店（小田２の15の２）の阿部勝代表取締役（70）と息子の徹さん（40）、孫の賢利（けんと）くん（10）が２月３日、川崎大師で行われた「節分会・豆まき式」に参加した。
３人とも各世代の年齢差はちょうど30歳。年齢も区切りが良く、節目となるこの機会に３代揃っての豆まきが実現した。
会社として、勝さん個人としても今年は大きな節目。４月１日からは徹さんに社長を譲り、勝さんは会長となる。「今年は川崎大師の10年に一度の御開帳の年でもある。いろいろなことが特別な年に、大師で豆まきをできることはうれしい」と話す。
当日は約１万人の参拝者でにぎわう中、３人並んで豆の入った袋を次々と撒いた。「お世話になっている地域の方々に、感謝の気持ちを込めて撒かせてもらった」と、勝さん。徹さんは「４月から社長になるという自覚を持って、地域の皆さんに『よろしくお願いします』という気持ちで参加した」と話した。賢利くんは「舞台から豆を撒くのは楽しかった」と、感想を話していた。
勝さんは、ハワイでのホノルルマラソンに毎年出場しており、12月に行われる大会にも出場予定。今年走れば20回目と、また区切りが良い。「３人で走れたら良いですね」と、笑顔で今年の目標を口にしていた。
右から阿部勝さん、賢利くん、徹さん
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