購入者が仲間に 被災地の野菜を販売 脇田彰さん
桜本商店街「ワキタ洋品店」は震災の年の5月から毎週金曜日、福島県古殿町の生産直売所「おふくろの駅」から野菜と物産品を取り寄せ販売している。
古殿町は店主の脇田彰さんの父親・厚三さん、夫人・悦子さんの実家がある。地元町長から風評被害で「野菜が売れない」との話を聞き「少しでも力になれれば」と販売を始め、売り上げ全額を毎回送金している。生産農家が少しでも楽になるようにと、現地と同じ価格で販売している。
「この野菜を食べたら、ほかの野菜が食べられなくなる」(主婦)というファンも着実に増えつつある。中には販売を手伝う仲間もでてきた。「仲間が増えれば地域がつながる」と脇田さん。いざという時の力の発揮にも期待を寄せる。
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5月3日
4月26日