市立川崎高校サッカー部(小坂仁監督)が、4月5日から開催されている関東高校サッカー大会神奈川県2次予選でベスト16に入る健闘を見せた。川崎市立高校の16強入りは09年の橘高校以来で、創部5年目の同部にとっては歴代最高の成績。
きっちりと守ってボールを奪い、カウンターを狙うシンプルなサッカーが、格上のチームとの対戦で奏功した。3回戦で平塚学園高校をPK戦の末に下すと、続く横浜商大高校戦でも2対1で勝利。大会前に目標に掲げていた16強入りを決めた。
5回戦の向上高校戦は4月26日、横須賀リーフスタジアムで行われた。前半こそ向上高校の猛攻を凌いだが、後半に2失点。0対2で敗退した。
試合後、部長の勝山大翔君は「シード校の名前を意識しすぎて、前半は自分たちのサッカーができなかった」と悔しがった。6月には全国高校総体の県予選が控える。勝山部長は「奪った後のボールの運び方を改善したい。ベスト4が目標」とさらなる飛躍を誓った。
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