福田市長（左）に報告書を手渡す渡邉代表取締役
昨年４月に川崎市と就労困難者支援についての協定を結んでいた「株式会社アイエスエフネット」（東京都港区）の渡邉幸義代表取締役が４月24日、川崎市役所を訪れ、一年間で市内の生活保護受給者１０２人の雇用を創出したことを福田紀彦市長に報告した。
同社は市の募集で集まった就労を希望する生活保護受給者を面接・研修の後、グループ会社で採用。今年４月16日までに、目標として掲げていた１００人を上回る雇用を達成した。
報告の後、渡邉社長は今年度の目標を発表。▽同社での50人の採用▽協力企業10社で50人の採用▽昨年度入社者の定着支援▽セミナーを通じた同社の雇用ノウハウの他企業への開示――など方向性を示した。
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