JR川崎駅で7月22日から27日までの6日間、私立岩倉高校の生徒4人が鉄道実習を行った。同校では毎年、夏休み期間中に2年生の希望者が、駅での接客業務や職員による講習を受ける。
今回は内田駿之介さん、松本健太さん、浜口雄幸さん、米満将央さんが参加。時刻表を片手に、利用客への案内業務などをこなした。
浜口さんは、改札を通ってきた利用客に「ありがとうございました」と言ったところ、「君、礼儀正しいね」と言われやりがいを感じたという。内田さんは「質問をしてきたお客様が子どもだったらしゃがんで話すなど、目線を合わせることを意識した」と話し、工夫しながら業務にあたっていた。
2日目の23日には、宮代武司駅長と生徒達が昼食をともにした。宮代駅長が、自身の車掌時代の話や仕事の醍醐味等を語ると、皆真剣に聞き入っていた。
宮代駅長は「実習は短い期間ですが、駅のあらゆるところを見て、お客様が困っていることに気付いてほしい」と話していた。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|