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寺歴450年光永寺 「終活」、墓など生前相談増加 「命に感謝し、最期選んで」
人生の終わりのための活動――「終活」という言葉が叫ばれて久しい昨今。タブー視することの多かった死への考えがオープンになりつつあり、墓地など、自分の「終の棲家」を生前に選ぶ人が増えているという。
寺歴450年以上を誇り、由緒ある地元の寺として親しまれている曹洞宗潮田山光永寺=鶴見区汐入町=でも、相談者が増加しているといい、「生前に考えることは意味のあること」と話す。
生老病死の考え
「生老病死」――生きること、老いること、病気にかかること、そして死ぬこと。この世に生を受けた人間が、避けては通れないとされる苦悩をいう仏語だ。
「この4つは、人にとって平等であるという言葉。その中で、誰もが迎える最期のことを、自分自身で決めておくことは悪いことではない」とする。古く先祖から脈々と続く命の上に、今生きる自分がある。「先祖を敬い、命に対して感謝する。そんな気持ちで『終の棲家』を選んでもいいのではないだろうか」。同寺はそう呼びかける。
納骨堂など3種類
光永寺には、一般的な墓地、屋内霊園と呼ばれる納骨堂に加え、墓と位牌、形見が一体となった手元用の石位牌という3種類の供養の仕方がある。核家族化が進み、生活環境も多様化していることから、各家庭のニーズに合った形で提供するためだ。
納骨堂と墓地は、生前の相談、購入者も多く、夫婦や家族で相談に来るケースが増えている。
相談の際は、「不明瞭なイメージが先行しがちな値段や維持の仕方などはもちろんだが、人が死ぬということ、供養するということの意味なども説明させてもらっている」と語る。相談者の中には、改めて命の大切さに触れ、涙を流す人もいるという。
当たり前の命はないということ――自らの最期のこと、いざその時が来る前に、地元の寺に相談してみてはいかがだろうか。
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見学・相談随時(無料)。事前予約で送迎可。納骨堂は宗旨・宗派問わず。ペット専用合祀墓、一緒に埋葬可能な納骨壇も新設中。問い合わせは下記まで。
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4月26日
4月19日