県立川崎高校で4月18日、川崎を中心に活動するベトナム人留学生による慈善団体「BETOAJI(ベトアジ)川崎」が、同校クッキング部の生徒5人とベトナム料理教室を行った。25人の参加者とともに作った料理は「鶏肉のフォー」や緑豆を使ったデザート「チェー」。食後はダンバオという民族楽器の演奏や歌が披露され、参加者らはベトナムの食と文化を通じて交流を深めた。
「ベトアジ」は、ベトナムの恵まれない子ども達を支援するために、日本に留学しているベトナム人学生によって2012年に設立されたボランティアグループ。今年3月には川崎支部となる「ベトアジ川崎」が新たに立ち上がり、当日は川崎市での第1回目の開催となった。
参加費は1人1200円で、諸経費を除いた金額をすべて支援に充てる。「ベトアジ川崎」代表のファム・ティ・ビエン・テュイさんは「大勢の方に楽しく食べてもらえて、成功だったと思う」と言い、「文化交流によってベトナムのイメージを良いものにしながら、子ども達への支援に繋げていきたい」と話した。5月16日には教育文化会館で同様の教室を行うという。
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