東日本大震災の被災地である福島県南相馬市の桜井勝延市長が5月28日、サンピアンかわさきで開かれた日韓の演奏家の音楽で支援するチャリティーコンサート「川崎=絆=南相馬」に出演し、被災地の現状などを報告した。
桜井市長は3・11から4年が過ぎた中、東京電力福島第1原発事故に伴う避難で自殺者が後を絶たないと述べた。「家族がバラバラになり無力むなしさで命を絶つ。本当にあっていいのか」と訴えた。
3月25日には全国で初めて「脱原発都市」を宣言した点についても言及。今なお2万人が避難生活を余儀なくされている中、原発を再稼働していいのか。現場の気持ちと国の考えはずれていないか」と疑問を呈した。
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