鮮やかな山車のパレード
大師地区の各所で、７月19日（日）、20日（月）（祝）にかけて夏のイベントが開催される。
19日 ラタジャトラ
インドの山車祭り「ラタジャトラ」が19日、ＮＰＯ法人オディサコミュニティージャパン（べヘラ スワディヒン代表）ほか主催で開催される。同祭りはインド南東部のオリッサ州に古くから続く伝統的な祭り。高さ約30ｍの山車が街を進み、５００万人もの人出を誇る、インドでも有数のイベントだ。２０００年頃からニューヨークやロンドンなどにも広まり、世界各国で毎年６月〜７月の時期に行われている。国内でもこれまでに横浜や東京駅周辺、幸区などで７回開催され、昨年は市役所通りと教育文化会館を会場に行われ、多くの人でにぎわった。
当日は、若宮八幡宮で午後２時からインド式のお祈りなど儀式の準備を行った後、川崎大師駅前のごりやく通りで、高さ約４ｍの山車が練り歩くパレードが行われる。パレード後は午後６時から７時30分まで若宮八幡宮で先着８００人にインド料理が無料でふるまわれ、獅子舞やフラダンスなど、多国籍なパフォーマンスも繰り広げられる。問い合わせは若宮八幡宮（【電話】０４４・２２２・３２０６）へ。
20日「かわさき大師サマーフェスタ」
今年で20回目を迎える「かわさき大師サマーフェスタ」は、20日に開催。大師地区の名所を巡る「クイズ・ウォークラリー」やサンバカーニバルが行われ、それに合わせて商店街での様々なサービスも実施される。かわさき大師サマーフェスタ実行委員会（石渡孝明委員長）ほか主催。
「クイズ・ウォークラリー」は、大師地区に設けられた各ポイントを巡り、クイズに回答しながらスタンプ帳にスタンプを集めていく企画。今年は新たに「大師の渡し・大師河原干潟館」が加わり、全28ポイントとなる。受け付けは川崎大師駅前広場および各ポイントで午前９時から午後１時30分まで。８カ所以上のポイントを回ると、若宮八幡宮で行われる抽選会に参加できる。
石渡委員長は「２〜３年かけてすべてのポイントを回る方も。今年は20回記念としてポイント数も増えるので、より多くの人に参加してほしい」と話す。
川崎大師駅前広場、ごりやく通り、川中島共栄会では同日、サンバカーニバルのパレードも行われる。「大女連・昔の娘＆さくら」が川中島通りで午後２時から２時20分、ごりやく通りで午後２時40分から３時。「カレッジＪＤＳ」がごりやく通りで午後３時30分から４時10分、川中島通りで午後４時20分から５時。学生サンバ連合「ウニアン・ドス・アマドーリス」が午後３時から３時30分にかけて川中島神明神社から川崎大師駅前へ、午後５時から６時にかけて同駅と同神社の間を往復する。午後１時30分から２時までは同駅前広場で、子どもサンバ教室が開かれ、会場の各所には模擬店も多数出店する。
問い合わせは石渡さん（【電話】０４４・２８８・５８８５）へ。
商店街を彩るサンバカーニバル
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