長十郎梨まつり実行委員会(石渡孝明委員長)が8月24日(月)、大師河原発祥の梨「長十郎」の収穫体験会を多摩区の嘉乃園で開催する。現在、参加者募集中。長十郎梨を試食後、収穫する。その後、自由参加の昼食会も開かれる。昼食会参加の場合は、会費1000円でおにぎり、惣菜を購入する(缶ビール1本付き)。
「長十郎」は明治以降に全国へと広まっていったが、現在は区内で栽培している農家はない。嘉乃園は、市内でも数少ない長十郎梨の栽培農家の1つ。同会は「長十郎」が大師河原で誕生したものであることを伝承していこうと、今年の春から区民とともに同園で花粉付けから摘果、袋かけなど一連の作業を同園で行っている。また「長十郎」と神奈川県産の「菊水」を交配した新種「かわさき」作りにも取り組んでいる。当日は、新種作り用に栽培した梨からタネを取り出し、育ててもらえる人に配るという。
当日は、午前9時にJR川崎駅の時計台前に集合し、電車で向かう。申し込み、問い合わせは石渡さん(【電話】044・288・5885)へ。
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