市立川崎高校サッカー部(小坂仁顧問)が先月、同校グラウンドで川崎区と幸区の少年サッカーチームに所属する小学5年生を対象に、2日間にわたってサッカー教室を行った。
同校は新校舎が昨年8月に完成したが、サッカーグラウンドが完成したのは7月。サッカー部の生徒が指導する同教室は創部当時の2010年から毎年行っており、今回は新しいグラウンドで行う初めての教室となった。8月12日は、川崎区内クラブチームである大島シェルズ、川中島SC、新町ジュニアーズ、KJF、川崎SOUTH FC、東門前ファイターズ、四谷FCに所属する約100人が参加。児童らは、青々とした人工芝の上を駆け回り、サッカーの先輩からの指導のもと、一生懸命プレーしていた。
小坂顧問は「部員もクラブチーム出身者が多く、先輩後輩という関係の上で親身になって教えている。教えることで高校生も学び、教育の一環にもなる」と話した。子ども達に対しては、「これをきっかけに、『もっとうまくなりたい』と思ってもらえたらうれしい。この取り組みが川崎のサッカーのシンボル的な取り組みとなるよう、これからも続けていきたい」と希望を口にした。
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