大師地区の商店街の店舗で「第1回川崎大師まちゼミ」が開催されている。「まちゼミ」は、各店舗の店主などが講師となり、専門知識や得する情報を少人数のゼミナール形式で参加者に伝える無料講座。川崎区内では初めての試みで、川崎大師まちゼミの会と大師地区商店街連合会が主催し、9月30日まで行われる。
介護事業所による「自宅でできるアロマソルト作り」や、米店による「はじめてのぬか床づくり」など、内容はバラエティーに富んでいる。9月12日には、化粧品店で「美と健康。魅せます10歳若くセミナー」が行われ、参加者は正しい洗顔の方法から基礎化粧品の効果的な付け方、肌に浸透させるコツなどを学んだ。参加した近隣に住む主婦(71)は、「リンパを流すことが大事という話が参考になった。お店の方とはあいさつをする位だったけれど、こんなふうに交流できてよかった」と笑顔だった。
この日講師を務めた化粧品店の鈴木久美江さんは「若々しく生き生きと人生を送る一助になればと思って開いた。普段からやっていることでも、実は知らないことだらけ。正しい知識を知ってもらえてよかった」と話していた。
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