川崎区主催による区内17の小学6年生約1500人を対象にした狂言鑑賞教室が13日、教育文化会館で開かれた。
日進町に川崎能楽堂があることから、日本の伝統文化である狂言に親しみ地域に愛着を持ってもらおうと、2006年から毎年行われている。
子どもたちは講師として招かれた(公財)鎌倉能舞台の役者から能と狂言の違いを学んだほか、狂言「柿山伏」を鑑賞した。
演技指導も行われ、狂言の立ち方や姿勢、感情表現の仕方を代表の17人の児童が体験した。会場の児童も一緒に狂言の笑い方や謝り方などのセリフに挑戦し、大きな声が響きわたった。
渡田小の星野透大(ゆきひろ)さん(12)は、「柿山伏では、カラスの鳴きまねが独特の表現で印象に残った」と感想を話した。
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