市教育委員会は、高齢者のから話を聞いて文章としてまとめる「聞き書きボランティア入門講座」を6月23日(木)から教育文化会館などで開催する。
聞き書きボランティアの育成は、高齢者の話を聞くことで、生活に張り合いをもってもらうことやその経験や知恵を後世に伝えていくことを目的とする。「新たな高齢者支援のかたちになればとの思いで開講した」と市教文は語る。
講座では、編集作家の小田豊二さんが『聞き書き』ってなに?」や「聞いて見よう、書きとめてみよう」のといった聞き書きの基本を指導。そこで作った作品を講評しあう回も設けられている。また、実際に聞き書きボランティアに携わる関係者が現場の活動について紹介する。さらに、9月8日から9月29日までは特別養護老人ホーム「ゆとりあ」やデイサービス「ぶどうの郷」で「聞き書き」実習も行われる。
講座は、全9回で10月6日(木)までの木曜日の午前10時から正午に開催。受講料は無料(実習先までの交通費は自己負担)、定員は20人。募集定員を超えた場合は抽選となる。市教分は「文章を書くことが苦手な人でも書き方から丁寧に教えるので、興味のある方はぜひ参加してください」と呼びかける。申し込みは、6月17日(金)までに、教育文化会館へ。【電話】044・233・6361。【FAX】044・244・2347。
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