川崎臨港消防署(馬場稔署長)と高津消防署(森下秦弘署長)に所属する3人の署員が8月24日、愛媛県松山市で開かれた全国消防技術大会に川崎市代表として出場し、水上部門の「溺者救助」で全国優勝をした。3人は臨港消防署の高坂武之隊員と安江弘樹隊員、高津消防署の平山龍太郎隊員。
溺者救助は3人1組で実施。溺れている「要救助者」、要救助者を助ける「救助者」、救助者をアシストする「補助者」に分かれて競技に挑み、救助者と補助者の2人がロープと浮環を駆使しながら、救助するまでの正確さ・迅速さを競う。
3人は28秒2のタイムを記録。出場した14チームの中で最も速かった。
高坂リーダーは「3人のチームワークと消防局や署のバックアップでベストな成果を出せた。鍛え上げた技術でこれからも川崎市民を全力で守っていきたい」と語った。
川崎消防署も健闘
同大会で川崎消防署(京増敏彦署長)は全国から22チーム出場した陸上部門の「障害突破」に参加し、入賞を果たした。
同種目は災害現場を想定した5つの障害物を互いに協力しながら切り抜け、全員ゴールするまでの安全性と所要時間を競った。野田真司隊員、平岩剛隊員、川村敦史隊員、廣田晃一隊員、秋谷勇樹隊員の5人のチームワークで全国大会まで駒を進め、健闘した。
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