ＪＲ川崎駅東海道線ホームに10日から坂本九さんの代表曲『上を向いて歩こう』の発車メロディーが導入された。初日には、メロディー化の実現に携わった安達成功さんをはじめとした市民有志が主催のオープニングセレモニーをミューザ川崎ゲートプラザで開いた。この日は坂本九さんの生誕日だという。
セレモニーには坂本九さんの妻である柏木由紀子さんをはじめ、福田紀彦川崎市長、山田長満川崎商工会議所会頭、渡利千春ＪＲ東日本横浜支社長らが出席した。小川久光ＪＲ川崎駅長の「出発進行」という合図で福田川崎市長らが発車ボタンを押し発車メロディーを披露した。その後、富士見中学校吹奏楽部が『上を向いて歩こう』をはじめ、『見上げてごらん夜の星を』、『明日があるさ』を演奏し、セレモニーに華をそえた。
柏木さんは「九さんが川崎で愛されていることを改めて実感した。川崎駅のホームでこの曲を聞き、九さんの笑顔を思い出して元気を出してほしい」と語った。
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