ミューザ川崎シンフォニーホールの開館を記念したイベント「ミューザの日」の中で7月1日、小学生が企画運営を行ったコンサートが同ホール市民交流室で開かれ、約120人が来場した。
企画したのは、市内の小学4年から6年の「ジュニアプロデューサー」12人。OB・OGの小学生から高校生約50人もサポーターとして参加した。
ジュニアプロデューサーは、企画、運営、広報の3つの班に分かれ、4月から月2、3回の企画会議に参加。選曲やチケット料金の設定、チラシの制作などを行い、トイレ案内など当日の運営も行った。
今回は「いつもとちがう音楽の世界」をテーマに、東京交響楽団が木管五重奏で久石譲の『海の見える街』やモーツァルトの『きらきら星変奏曲』などを披露した。
広報班の平本結彩(ゆい)さん(戸手小5年)は、「みんなで話し合ってアイデアを出すことが好きで参加した。他の学校の友達も増えて仲良くなれたし、コンサートを聴いた友達から『良かった』と言ってもらえて嬉しかった」と話した。
同企画は、同ホールが音楽を通じた企画運営を通して子どもたちの自立性を育もうと、2013年から毎年行っている。
「ミューザの日」には、約1万5千人が来場、家族連れなどがコンサートやミニ電車の乗車、スタンプラリーなどを楽しんだ。また同日は市政記念日でもあり、150万人都市記念セレモニーも開かれた。
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