社会医療法人財団石心会川崎幸病院は22日、地域医療の一環で行う市民公開講座「かわさき健康塾」を市立川崎高で開催した。中原区の橘高でも開催しているが、市立川崎高では初めて。
同院の宮口貴子(よしこ)看護師が、生徒に心肺蘇生法の役割やAEDの使用法などを講義。グループに分かれ、同院看護師らが胸骨圧迫などを指導した。
授業は、心肺蘇生法やAEDの使用法について知識だけでなく、体験を通して学んでもらいたいと、職員向けの心肺蘇生研修で講師を務めていた同院に同校から依頼があり実現した。
宮口看護師は「授業を通して一人一人が知識や技術を身に付け、命の大切さや人と人の繋がりを感じて、いざというときに一歩踏み出してほしい」と語る。
同院は10月にも授業を実施し、今後も継続していきたいとしている。
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