川崎地域連合(藤吉誠一郎議長)と川崎市の意見交換会がこのほど、川崎市市役所第3庁舎で行われた。
川崎地域連合が昨年夏に市側に提出した「2018年度に向けた政策制度要求・提言と地域生活改善要求」に対する回答書が完成したことを受けて話し合いの場が設けられた。
要求では【1】JR南武線の輸送力増強と駅の安全対策【2】子どもを安心して生み、育てられる環境の整備【3】ヘイトスピーチに対する取り組み【4】地域包括ケアシステムの確立【5】生活保護受給家庭などの「貧困の連鎖」対策の推進――の5項目を重点に挙げている。このほか「産業・労働・雇用」「都市整備」「健康・福祉・医療」「平和・人権」「行政」「道路交通」「生活環境」「環境・エネルギー」「教育」の分野から52項目の要求・提言を申し入れている。
意見交換の場で福田市長は「継続的な内容は引き続き、ご指導をお願いしたい」と挨拶。関係局から具体的な説明を受けた。長期スパンで取り組むテーマが多く、少しずつ進捗しているというが、藤吉議長は「川崎市から丁寧な回答をいただき感謝している。回答を持ち帰り内容を精査させてほしい」と語った。
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