水の事故が懸念される夏のレジャーシーズンに向け、川崎臨港警察署(福吉節男署長)は先月23日、川崎区南渡田町のJFEスチール渡田プールで訓練を行った。
同署の署員40人が参加。講師として招かれた神奈川県警本部の即応対策チームから「ペットボトルを浮き輪代わりに使う」ことや「川で浮き輪を使用する際には溺れた人がつかまりやすくするためにも上流に投げる」といったコツを教わり、実戦練習に励んだ。
同署によると、管内には多摩川や川崎港などで少なくとも年に1回は水難事故が発生しているという。
訓練に参加した桑原裕幸巡査は「冷静に対応して救助する難しさを感じた。訓練の経験を生かしていきたい」と気を引き締めた。
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