神奈川県警は先月28日、ことし1月から6月末までの人身交通事故多発エリアのワーストエリア10カ所を発表した。
川崎区の新川橋交差点周辺が3位で、同交差点を含む1キロメートル四方のエリアで58件の事故が起きている。
川崎警察署によると、午後4時から7時までの事故が多い。薄暗くなる時間であると同時に買い物、通勤で交通量が増えるからだと分析する。
国道15号での事故が21件(36・2%)、65歳以上の高齢者が絡む事故が16件(27・6%)と多い。自転車が関係する事故は13件(22・4%)だった。
新川橋交差点での事故は4件と少ない。同署は「片側4車線と広いが、信号が車両と歩行者がしっかり分かれているから安全」とみるが、「赤信号で自転車が突っ込んでいくのを見たことがある」(臨港バス乗務員)といった声もあり、注意は必要だ。
同署交通課指導係の担当者は「赤橙を点灯させての警戒活動を多く行い、管内のいろいろな所に出没して、警察の目が常にひかっていることを意識させ、少しでも事故を減らしていきたい」と決意を語った。
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