NECグリーンスイミングクラブに所属する中高生2選手が、8月に行われた全国高校総体(インターハイ)と全国中学校水泳競技大会を制する快泳をみせた。
同クラブ玉川に所属する小嶋壮選手(御幸中3年)は、全中男子平泳ぎ100メートル種目で2位に0・1秒差の接戦を制し優勝した。小嶋選手は「全中は目標だったので嬉しい」と喜びを語る。
また、同大会後に行われたJOC夏季水泳競技大会では、同種目(13歳〜14歳区分)を自己ベストとなる1分03秒83で優勝。「狙っていたのは1分03秒30。それでも初の03秒台に手応えを感じている」という。小嶋選手は「全中は通過点。次の目標はインターハイ」と意気込みを語った。
同クラブ溝の口に所属する末永亨馬選手(麻生総合高校3年)は、高校選手権男子自由形50メートルで自己ベストとなる23秒20を更新し、同着優勝を果たした。末永選手は「同着優勝はびっくりした。(優勝した)今野選手とはお互いに『やったね』と言い合った」と話す。
1年ぶりの自己ベスト更新に「長かった」という末永選手。春の日本選手権では惨敗を喫し「落ちたらあげていくだけ」と気持ちを切り替え、徐々に調子を上げていった。「コーチや家族、周りの人に支えられたおかげ。次はオリンピック出場を目指す」と前を見据える。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|