沖縄戦のゲリラ戦やスパイ戦など「裏の戦争」を描いたドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』の上映会が今月11日(金)午後6時30分〜と12日(土)午後3時〜、川崎区桜本の在日大韓基督教会川崎教会礼拝堂で開かれる。
同映画は、日本軍の特務機関「陸軍中野学校」出身のエリート青年将校たちが10代半ばの少年たちを護郷隊として組織し、秘密戦を展開した史実などを記録。ジャーナリストの三上智恵氏、大矢英代氏が監督を務める114分の作品だ。
上映会を主催する市民グループ「差別と戦争のない地域社会を」は「沖縄への差別」に思いを馳せつつ「差別と戦争の時代を生きた在日コリアンの生活の積み重ねのある桜本で上映会を行うことに意義がある」と強調する。同グループは上映会を機に、2カ月に一度の割合で「差別と戦争」の課題を共有するゆるやかな学習の場のつながりを創っていく始まりとしていきたいという。
鑑賞料は大人1000円、高校生以下は無料。事前予約制。チケットの申し込み、問い合わせは、事務局の社会福祉法人青丘社地域活動センターマナ内(【電話】044・589・3108 miura@seikyu-sha.com)まで。
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