日吉商店街連合会は夢見ヶ崎動物公園であさって24日(日)に開かれる春の動物園まつりで、昨年10月の台風24号で倒れた公園内のサクラやケヤキの木で作ったグッズを販売する。
木の枝に差し込んだねじを回すと「キュキュ」と鳥の鳴き声に似た音を出すバードコールやコースター、花台を販売する予定。
同会はさいわい加瀬山の会(成川七郎会長)に制作を依頼し、完成品を買い取って販売する。
日吉商連青年部の出口光徳さんは「加瀬山の会はボランティアで活動しており、以前からどうにか援助できないかと思っていた」という。
ヒントとなったのは埼玉県秩父郡長瀞町の「長瀞桜燻製プロジェクト」。サクラの名所、長瀞では間伐のために伐採された間伐材をチップに加工し、街全体で燻製事業に取り組んでいる。
もともと建築士だった出口さんは木への造詣が深い。倒木の処理には多額の金がかかり、サクラやケヤキは買えば高い。それならば有効活用ができないかと考えた。
バードコールは出口さんが好きで作ったりしていたという。
「バードコールは子どもが口に入れると危ないので、少し大きめに作ってもらっている。今後は動物園の焼き印なども入れられれば」と語った。
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